きょうは、2本続いている近畿自然歩道「鳴き砂の浜を訪ねるみち」と「五色浜と夕日ヶ浦をめぐるみち」を歩き、その後「箱石浜と兜山を訪ねるみち」の最初部分を少し歩く予定。 昨夜から波の音が大きく聞こえている。海が近い宿だからこんなもんかな・・・? と、思っていたが、外に出てみると大変波が高い。昨日の黄砂はなくなり視界は良くなったが、もし、渚を通るようなルートがあると、この波では無理だろうなと思いながら、昨日の続きの「丹後松島と後ヶ浜を訪ねるみち」の後半部から歩き始めた。 このルートで間人漁港に出るところで、道標の示すとおり坂道を登ると、街並みの道に出てしまった。途中の道標を見落としたのか、なかったのか、GPSのルートからどんどん外れるが、戻るのもシャクだからそのまま進んだ。しかし、大きな斜張橋が見えたのでその方向へ行くが、入り組んだ複雑な漁村の道は、簡単にはたどり着けなかった。 掛津の浜から琴引浜にかけては鳴き砂の浜となっている。足をするように歩いたり、手で砂をかき寄せたりすると、「クワッ、クワッ」と言うような音をたてる。結構面白い。靴の中に砂が入るのも構わず音を楽しんだ。 手でかき寄せた方が、よりいい音がした。 砂浜は禁煙だそうだ。タバコの灰などの不純物でも鳴かなくなってしまうと、書いてあるから微妙な自然現象のようだ。 みやげ物店に丼に入れた砂と、小さなすりこ木が置いてあった。すりこ木を砂に強く押し込むと「キョン、キョン、キョン」と、最近流行の室内犬のような鳴き声をたてた。 その音の大きさは手や足で楽しんだ比ではない。余りの大きさに近くにいた観光客からも「おー!」と、歓声が上がり、代わる代わる試していた。解説板によると、この鳴き砂の浜は地図上で一直線に並んでいて、「シンキング・サンド・ライン」と言うそうだ。 確かに一直線に並んでいる。何か理由があるのだろうか・・・? 解説板には、そこまでは書いてなかった。 昔は全国に20箇所ほどあったらしいが、現在は海の汚染などで砂が汚れ、鳴らなくなっている浜が多い中で、この浜は良好な状態を保っているそうだ。 右の画像は琴引浜の解説板の「シンキング・サンド・ライン」地図を撮影したものです。 荒れている海は眺めるには勇壮でいいが、渚の近くを歩く部分があると危険だ。 幸い、そのような危険な場所はなかったが、網野町の八丁浜の手前でちょっと遊歩道の上を波が洗う部分はあった。靴が濡れるのが嫌だったから、波の切れ間を見計らって素早く通り抜けたが、危険な感じはしなかった。 八丁浜のちょっと先に、「子午線最北端の塔」という所があった。 いわゆる明石の日本標準時の東経135度線の延長上の最北の地らしい。添付地図の最も右の線が「子午線最北端の塔」がある135度00分11.2秒。 中央の線が世界測地系の135度00分00秒の経線。 左端は日本測地系の135度00分00秒の経線 例によって私の悪い癖で、確かにそうか確かめたくなりGPSで調べてみると、何度確かめても135度00分11,2秒を示した。念のため日本測地系に切り替えてみたら、当然だが誤差は更に大きくなり21.1秒になった。(この時のGPSの精度は±4m) どうやら正確に135度00分00秒の位置ではなく、最北端のモニュメントを置くに相応しい地を探して、この地が選ばれたようで、傍らの表示板にも秒までの表示ではなく、大まかに「東経135度、北緯35度41分」とだけ書いてあった。 本当の135度00分00秒は西へ400mほど行った、道路がカーブする谷間にあった。 ここでは確かにモニュメントを設置するには不向きと言わざるを得ない。 更に日本測地系の135度の位置は磯集落への分岐点近くにある近畿自然歩道の道標から10mほど東にあった。子午線最北の地としてモニュメントを置くには、やっぱり現在の位置が一番と納得した。 浜詰の浜ではサーフィンの若者が大勢、高い波間に浮き沈みしていた。 かなり勇気がいるのか、それとも適した波が来るのを待っているのか、浮き沈みしているだけで、なかなかボードに乗る人は少ない。 きょうの天気:晴れ きょうの宿泊:久美浜温泉湯元館 きょう歩いた距離:34.7km 今日のGPS軌跡(424kB) 出発〜到着時刻:8:05〜18:08 宗谷岬からの累計:2273.5km 宗谷岬からのGPS軌跡(82kB) |
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