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help リーダーに追加 RSS 80日目 兵庫県浜坂温泉−鳥取県岩美町

<<   作成日時 : 2007/06/03 20:23   >>

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きょうで兵庫県を終わり、いよいよ長い鳥取県に入る。
今朝、予定していた国民宿舎いわみ荘に電話したが、「現在使われていません」の応答。
変だと思って、104で調べたが、無いと言う。
今朝の浜坂温泉保養荘で、次の宿は「国民宿舎いわみ荘」だと言う話をしてきたばかりだから、そんなはずはないと思って、浜坂温泉保養荘で電話番号を聞こうと思って電話すると、事務員さんが
「そこは去年廃業されました」という返事。
朝、話をしていた男性職員が、たまたま知らなかっただけらしい。
第二候補の少し先にある民宿に電話して、宿の確保はできた。後はそこまで歩くだけだ。

コンビニがありそうな町はこの浜坂だけだから、JR浜坂駅前まで弁当を買いに行く。
駅に向かう途中で、予定していなかった自然歩道「浜坂文学めぐりのみち」に出会う。
浅い小川に沿って石垣の美しい家が並ぶ、幅1mほどの遊歩道「あじわら小径」が続いている。
あじわら小径あじわら小径あじわら小径

駅から戻るとき、もう少し小川の上流から先ほどの道を歩いてみた。
お世辞にもきれいな小川とは言いがたい川だが、10cmほどのウグイが無数に泳いでいる。ウロがあるような川ではないので、隠れる場所もなく、人の気配に、ただ一生懸命逃げているつもりで、実は殆んど人と平行して泳いでいるだけだ。
一生懸命泳いでも逃げ切れないのを見ていると、可哀相になってきて、足を止めて先に逃げさせてやった。

ユートピア浜坂という温泉施設の前に「温泉卵ゆで場所」という井戸のようなものがあった。
73℃のお湯が湧いているそうで、約30分お湯に浸して置くと、黄身はかたく白身は半熟の温泉玉子が出来上がるらしい。
温泉玉子ゆで場ボードウォーク

浜辺に出ると「ボードウォーク」という、砂浜に板を敷いた遊歩道を歩くようになっていた。
ボードウォークが終わると、公園の遊歩道になった。それに従って歩いて行くと海になってしまった。
GPSで見ると突堤の先端だ。道はボードウォークが終わった時点で左折しておかなければならなかったのだ。
戻ってGPSが示す正規のルートに復帰し、矢城ヶ鼻の岬の方へ向かうと、「この先崖崩れあり、通行止め」の立看板。
更に進んでみると、同じく「この先崖崩れあり、通行止め」の看板があり、柵がしてあった。
先を見ると急な崖が崩壊して、遊歩道がなくなっていた。

事前に兵庫県の自然保護課から貰った資料にあった通行止め箇所はここらしい。
通行できないのであれば戻るしかない。
国道178号線まで戻らないと、先に行く道はないらしい。ところが地図にはない工事中の道路とトンネルがあるではないか。
通行止めの看板はあったが、日曜日の今日は工事はしていない。今年2月にできたばかりのトンネルを歩かせてもらうことにする。
照明がまだついてない曲がったトンネルは、中央付近では真っ暗だった。
トンネルは2本あり、1本目が終わった所がちょうど矢城ヶ鼻灯台を周遊した場合の終点付近だった。
近畿自然歩道の道標もあったので、逆方向から矢城ヶ鼻灯台を目指して歩いてみた。
海岸から直ぐに山に登る道になり、これが想像以上にひどい道だった。
ほとんど踏み跡もなく、くもの巣の状態から1週回以上前に誰か一人、あるいは獣が通ったような跡があるだけだった。
それでも構わず暫く登ると、軽自動車が通ったような轍のある水平道に出た。
どうやらこれが本来の自然歩道メインルートで、今登ってきたルートはサブルートらしい。

加藤文太郎記念碑から先は道はやや狭くなり、やや草深くもなるが、歩きやすい道だ。
今日まで3日ほど灯台を見学しているが、今日の灯台が灯台から見る景色がもっとも美しく、行った甲斐がある灯台だった。
矢城ヶ鼻灯台アオダイショウ君の昼寝を邪魔しました灯台からの眺め

灯台側にも崖崩れ場所への通行止めの柵がしてあった。
灯台の直ぐ近くはコンクリートの道になっていて、日が当たって暖かいのだろう。2mほどのアオダイショウが寝そべっていた。
靴で「トントン」と音をたてると、ゆっくりと逃げたが、すぐ安心して夢の続きでも楽しんでいるのだろうか、動かなくなった。
しっぽを靴で踏んでやったら、慌てて茂みに逃げて行った。付近にシマヘビもいたらしく、二匹とも退散した。
景色を楽しみ、写真を撮って、大休止して再び戻ると、すっかり忘れていた先ほどのアオダイショウ君が「また嫌な奴が来た」とばかりに茂みに隠れた。
やっぱり向こうの方が察知が早い。シュルシュルと逃げる音で、「そうだ、さっきアオダイショウ君がいたのはこの辺りだったのか・・・・」

居組集落から長い長い上り坂を登り、ようやく下り坂になったところに、兵庫県・鳥取県の県境があり、陸上七坂(くがみななさか)展望所という休憩所があった。
ここで大休止しているとパラパラと雨が降ってきた。
あまり大降りにはなりそうではないが、一応傘が必要なくらいの降りである。
その雨も岩美の海岸に到着した頃には上がっていた。

自然歩道のルートは竜神洞のある羽尾岬を通って岩美海岸へ向かうようになっていたが、大羽尾集落を歩いていると、お婆さんが「あんた、どこへ行くの? この道は行き止まりだよ」と、制止された。
「この岬を周って岩美の方へ・・・」と、言うと
「この道は行き止まりで、そんな道はありゃせんよ! 竜神洞へ行く道はあるにはあるが、滑ったら海へ落ちてしまう」と言う。
雨上がりだし、滑るかも・・・? と、納得して、お婆さんの助言どおり引き返すことにした。

きょうの天気:曇り一時雨
きょうの宿泊:シーサイドうらどめ

きょう歩いた距離:28.1km        今日のGPS軌跡(167kB) (途中で線が切れているのはトンネル)
出発〜到着時刻:8:01〜16:45
宗谷岬からの累計:2427.8km     宗谷岬からのGPS軌跡(81kB)

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